※FF14学者ジョブクエストに関するネタバレを含みます。
魔大戦が繰り広げられた第五星歴時代、小国に過ぎなかった海洋都市「ニーム」を守り抜いたとされる「海兵団」。
そんな伝説の最強軍団に憧れる斧術士「アルカ・ゾルカ」と出会った冒険者は、ひょんなことから学者の力と、使い魔「フェアリー」を目覚めさせることに。
クエスト受注条件と開始地点
巴術士LV30以上にてリムサ・ロミンサ:下甲板層、巴術士ギルド受付ムリー(X:4.5 Y:11.2)に話しかける。
あらすじ
LV30 学問ノススメ
巴術士ギルドで、斧術士ギルドのアルカ・ゾルカが学術調査に協力してくれる巴術士を探していると聞き、ヒカセンは彼を訪ねる。
彼の調査対象は、魔大戦の時代に活躍した「ニーム海兵団」。 魔法文明が隆盛を極めた第五星歴時代、エオルゼア各地で戦乱が続く中、斧を持つ海兵と少数の魔導士で構成された軍団が都市の独立を支えていたという。 その調査のため、ニーム時代の遺物を手に入れたアルカ・ゾルカ。
しかし、遺物が輸送中に盗賊に奪われてしまい、ヒカセンは討伐に協力することに。 盗賊討伐後、回収した伝説の石板には、海兵団を指導した魔導士「学者」と、その使い魔「フェアリー」についての記録が残されていた。 その場でヒカセンが拾ったクリスタルが光り、フェアリーが召喚される。
アルカ・ゾルカは、ヒカセンが「学者」の力を目覚めさせたと興奮し、さらなる調査のため斧術士ギルドへ戻る。
斧術士ギルドにて、石板を詳しく調べた結果、ヒカセンが拾ったクリスタルは「ソウルクリスタル」であることが判明する。 それは学者の証であり、フェアリー召喚の鍵となるものだった。
ヒカセンはソウルクリスタルを受け継ぎ、学者としての道を歩み始める。 フェアリーの扱いを学びながら、ニーム海兵団のさらなる調査を進めることとなる。
LV35 失われた記憶を求めて
アルカ・ゾルカの石板解読により、学者は戦場で兵を指揮し、魔法で力を引き出し、負傷者を癒す戦う軍師だったことが判明。 しかし、ヒカセンはまだすべての軍学魔法を扱えず、その原因はフェアリーが完全に目覚めていないことにあるという。
そこで、フェアリーの記憶を刺激し覚醒を促すため、ヒカセンは外地ラノシアのニーム浮遊遺跡を巡ることに。 遺跡探索の結果、フェアリーは覚醒し、ヒカセンは新たな軍学魔法を習得する。
さらなる修行を誓い、ヒカセンとアルカ・ゾルカはそれぞれの道へ向かう――。
LV40 怨念の権化
ブロンズレイクのニーム時代の遺跡付近でトンベリの目撃情報があり、アルカ・ゾルカはその討伐をヒカセンに依頼する。 トンベリは、神殿遺跡「ワンダラーパレス」に住み着いた怪物であり、その存在がフェアリーの記憶を刺激する可能性があるという。
ヒカセンはアルカ・ゾルカとともにブロンズレイクの祭壇へ向かい、謎めいたトンベリと遭遇。 戦闘の末、トンベリを追い詰めるが、最後の一撃を加えようとした瞬間、フェアリーはトンベリを庇うかのような動きを見せる。
その隙にトンベリは逃亡し、戦いは幕を閉じる――。
LV45 匠たちへの頼み
アルカ・ゾルカの石板解読により、学者の装束に関する記述が発見される。 伝統の装束を再現するため、裁縫師ギルドマスター「レドレント・ローズ」に協力を依頼することとなる。
彼の協力によって伝統の学者装束が見事に完成。 ヒカセンは新たな衣を身にまとい、学者としての道をさらに歩み始める――。
LV45 軍学式の治療法
アルカ・ゾルカの調査により、第五星歴末期の魔大戦の合間には平穏な時期があり、学者たちは戦場だけでなく癒し手としても活躍していたことが判明する。 特にニームでは、奇病の大流行時に学者たちが献身的に治療にあたったという記録が残されていた。
この歴史を踏まえ、アルカ・ゾルカは病人の治療を手伝うことで、フェアリーの記憶を刺激できるのではないかと考える。
ヒカセンはキャンプ・ブロンズレイクの療養所へ向かい、病人の治療を手伝うことに。 その結果、フェアリーの記憶が刺激され、ヒカセンは新たな軍学魔法を習得する。
LV50 次代の学者
かつてブロンズレイクで遭遇し、逃げられた謎のトンベリが再び姿を現したとの報告を受けたアルカ・ゾルカ。 ヒカセンは斧術士2人を加え、4人で討伐へ向かうことに。
戦闘の最中、トンベリは「恨みの地で決着をつけようぞ」と言い残し、ワンダラーパレスへと逃走。 ヒカセンたちはそれを追いかけ、ワンダラーパレス内へ突入する。
遺跡内で襲いかかるトンベリたちを打ち倒し、ついに謎のトンベリを追い詰める。 しかし、最後の一撃を加えようとした瞬間、フェアリーが再び止めに入る。ヒカセンはその異変から何かを感じ取り、トンベリを回復魔法で癒す。
魔法の光に包まれたトンベリは恨みから解放され、正気を取り戻す。 そしてフェアリーを見つめ、懐かしげに「リリィベル」と呼びかけるのだった。
彼はスリト・カリトと名乗り、かつてニーム海兵団を率いた軍学者の一人だったと語る。
ある年、ニームに発生した奇病によって、人々は次々と異形の姿へと変わり果てていった。スリト・カリトもまた、癒し手として治療に奔走する中で自身も感染。
人々の恐怖と迫害が感染者たちを追い詰め、恨みの感情が彼らの心を魔物へと変えてしまったという。 最終的に隔離施設であったワンダラーパレスは湖に沈められ、封印された――。
ヒカセンとフェアリーリリィベルによって心が救われたスリト・カリト。 アルカ・ゾルカはその悲劇に涙を流し、一同は遺跡を後にする。
ヒカセンは去りゆくスリト・カリトの姿を見たその瞬間、かつての彼の人間の姿を垣間見る――。 そしてスリト・カリトから正式にリリィベルを託され、新たな軍学魔法を伝授される。
こうしてヒカセンは次代の学者としての使命を受け継ぎ、学者の歩むべき道を見出すのだった。
以上がLV30~50の新生編でのクエスト内容です。