【FF14】学者ジョブクエストのあらすじまとめ2(LV50~LV58)

FF14

※FF14学者ジョブクエストに関するネタバレを含みます。

新生海兵団を名乗るようになった冒険者と「アルカ・ゾルカ」は
1500年前に奇病でトンベリとなった軍学者「スリト・カリト」から協力を求められた。
「トンベリ病」の進行を止めるための研究に、力を貸してほしいというのだ。
かくして次代の学者は、古代の謎に挑むこととなる。

クエスト受注条件と開始地点

学者LV50以上でリムサ・ロミンサ:上甲板層、斧術士ギルドのアルカ・ゾルカ(X:11.1 Y:6.2)に話しかける。

あらすじ

LV50 ブロンズレイクの再会

ある日、アルカ・ゾルカとヒカセン宛にスリト・カリトからの手紙が届く。 手紙には、「力を貸してほしい」と書かれており、二人はブロンズレイク湖畔へ向かう。

スリト・カリトは、冒険者の活躍によってトンベリキングが倒され、多くのトンベリたちが正気を取り戻したことを報告。 しかし、一部の者の病状が再び進行し始めたことを憂いていた。 原因は、第七霊災の衝撃でワンダラーパレスの封印が解かれたことにあるという。

スリト・カリトは、トンベリ病の治療法を確立するまでの間、 建物の一角に重症患者を集め、いったん魔法で封印し、治療法の研究を進める考えを持っていた。

その封印に必要なのが、特別な力を持つ要石であり、ヒカセンに収集を依頼する。 指示された場所を巡り、ヒカセンは無事に要石を手に入れる。

しかし、スリト・カリトによると、さらに強力な大要石が必要になるという。 その所在を調査するには時間がかかるため、ヒカセンとアルカ・ゾルカには修業を積みながら待っていてほしいと告げられ、一同はいったん別れるのだった。

LV52 封印の大要石

スリト・カリトの調査により、封印の大要石の所在が判明。 ワンダラーパレスの再封印に必要なこの石を回収するため、ヒカセンは東の遺跡へと向かい、先行したアルカ・ゾルカと合流する。

遺跡で大要石を持ち去ろうとしたその時、守護者であるゴーレムが現れ、ヒカセンたちは戦闘に突入。 激しい戦いの末、ゴーレムを撃破し、無事に大要石を持ち帰ることに成功する。

この石を用いて、スリト・カリトはワンダラーパレスの一角を再封印し、重症患者たちを魔法で眠らせる。 そして「必ず治療法を見つける」と誓う。

ヒカセンの学者としての成長を見たスリト・カリトは、彼に新たな軍学魔法「不撓不屈の策」を伝授するのだった――。


※ちなみにこのクエストで伝授される「不撓不屈の策」の読み方は「ふとうふくつのさく」です。
ここだけの話、自分は最初にこの文字を見た時、「ふぎょうふくつのさく」と読んでしまいました。

LV54 魔法都市「マハ」の陰謀

スリト・カリトはトンベリ病の治療法を探し続けていたが、情報があまりに少なく研究は完全に行き詰っていた。 トンベリ病は、南洋へ向かった交易船が持ち帰った奇病であるが、発生の経緯は謎に包まれていた。

嵐に遭遇し漂流した交易船は、絶海の孤島に漂着し、ララフェル族の原住民によって救助された。 彼らは船員たちを助け、贈り物まで持たせて船を送り出したが、船が寄港後、ニームの市民たちが次々とトンベリ化してしまった。

この話を聞いたアルカ・ゾルカは疑問を抱く。 船員たちは長い航海の間にトンベリ化せず、病を運んできたのは彼らではなく、贈り物こそが原因だったのではないか――。

そこで、贈り物の正体を調べるため、保管されていた可能性があるニーム議事堂の遺跡を探索することに。 ヒカセンは遺跡を巡り、ついに「埋もれた壺」を発見するが、突如下級妖異が襲いかかる。 これを撃破し、壺を持ち帰ることに成功する。

持ち帰った壺を見たスリト・カリトは、それが交易船が持ち帰った贈り物の壺であることを確認。 さらに、壺の底に刻まれた「マハの呪印」を発見し、その正体が判明する。

魔法都市「マハ」は、かつてニームを侵略した都市国家であり、交易船を助けた原住民はマハの一味だったのだ。 つまり、トンベリ病は偶然の奇病ではなく、マハが仕掛けた呪いの疫病だった可能性が高い――。

スリト・カリトは、この証拠を詳しく調査することを決意し、ヒカセンとアルカ・ゾルカは彼と別れるのだった。

LV56 海兵魂、海兵魂、海兵魂! 

スリト・カリトの調査によれば、倒した妖異の死体のどちらからもトンベリ病に関連する毒素は検出されなかった。 しかし、壷には「バニシュ」系の痕跡があり、封じられていた妖異が眷属を囮にし、姿を隠して逃げたことが判明。

1500年もの封印の影響で十分な魔力を持たず、戦う力がなかったため姿を隠したのだろう。 だが、もし妖異が力を取り戻せば、再びトンベリ病が広がる危険がある。

これは脅威であると同時に好機でもあるとスリト・カリトは語る。 妖異を倒して調査できれば、トンベリ病の謎を解き明かす手がかりになるかもしれない。

妖異討伐へと意気込むアルカ・ゾルカ。 しかし、敵は姿を消す能力を持っているため、スリト・カリトは捜索を進める間にヒカセンたちへ決戦に向けた準備を指示する。 そこで紹介されたのは、斧を構えたトンベリ「ハルガ・トルガ」―― 彼こそニーム海兵団の戦闘訓練主任であり、海兵軍曹だったのだ。

「貴様らをしごいてしごいて、しごき倒してやる!覚悟しろ!」 そう宣言するハルガ・トルガのもと、ヒカセンとアルカ・ゾルカは「海兵魂!」と叫ばされ、次々と課される無茶ぶり課題に挑戦する。 厳しい特訓を乗り越え、アルカ・ゾルカは本物の海兵になることを決意し、他の斧術士2人とともにさらなる修行を積むことに。

その頃、スリト・カリトは妖異の行方を追うため、ヒカセンに現代の知識を頼るよう依頼する。 妖異に関する研究書を探すため、ヒカセンはウルダハの呪術士ギルドを訪ね、ヤヤケに相談。

ヤヤケによると、以前妖異を研究していたギルド所属の研究者が貴重な古文書を持って旅に出たまま消息を絶ったという。 彼の足取りを追うため、ヒカセンはクルザス西部高地のファルコンネストへ向かう。

記録をたどり、氷に閉じ込められた座礁船を発見したヒカセンは、そこから妖異研究者の荷物を回収。 持ち帰った荷物の中から妖異に関する古文書を見つけ、スリト・カリトはこの資料を基に妖異の追跡を進めることとなる。

その一方、アルカ・ゾルカたちはハルガ・トルガの特訓を受け新技を会得し、さらなる力を身につけていた。 スリト・カリトは「調査は私に任せ、君たちは決戦に向けて腕を磨いてくれ」と告げ、ヒカセンと別れるのだった――。

LV58 次代の「海兵団」

スリト・カリトはついに消えた妖異の追跡法を見出した。 封印を解かれた妖異は魔力を回復するため、生物を襲いエーテルを吸収しながら移動しているはずだという。 この痕跡――エーテルの残滓を追跡することで、妖異の居場所を特定する作戦を立てる。

ここでフェアリーの力が活きる。 エーテル体に近いフェアリーならエーテルの残滓を感じ取り、妖異を追跡できるのだ。 壷があった場所から追跡を開始し、フェアリーの輝きで隠蔽魔法を打ち破る作戦が決定する。

追跡の結果、キャンプ・ブロンズレイクでついに大妖異を発見。 ヒカセンたちは戦闘を開始し、激しい戦いの中、スリト・カリトたちも駆けつける。 そして、ついに妖異を討ち果たすことに成功する。

スリト・カリトは、ヒカセンたちに深く感謝を伝える。 「君たちがいなければ、私たちは未だに恨みに囚われ、未来に希望を抱くことさえできなかっただろう」 彼はヒカセンたちこそがバイルブランド島の市民を護る「次代の海兵団」であると認める。

スリト・カリトは、討伐した妖異の心核を調べ、必ずトンベリ病の治療につながる手がかりを見つけると誓う。 病の進行を止める方法を探し続けると決意し、ヒカセンに新たな秘術を伝授する。

こうして、ヒカセンたちは戦士として、そして学者としての成長を遂げ、バイルブランド島の未来を守る者となるのだった――。


以上がLV50~58の蒼天編でのクエスト内容です。