※FF14学者ジョブクエストに関するネタバレを含みます。
新生海兵団を名乗るようになった冒険者と「アルカ・ゾルカ」は
1500年前に奇病でトンベリとなった軍学者「スリト・カリト」から協力を求められた。
「トンベリ病」の進行を止めるための研究に、力を貸してほしいというのだ。
かくして次代の学者は、古代の謎に挑むこととなる。
クエスト受注条件と開始地点
学者LV60以上でリムサ・ロミンサ:上甲板層、斧術士ギルドのアルカ・ゾルカ(X:11.1 Y:6.2)に話しかける。
あらすじ
LV60 消えたトンベリ
スリト・カリトから新たな依頼が届き、ヒカセンとアルカ・ゾルカはブロンズレイクへ向かう。 彼の研究によりトンベリ病の進行を抑える治療法が完成したが、元の姿に戻すにはさらなる研究が必要だった。
その協力者であるセトトが行方不明となり、モブハンターに狙われる危険があると心配される。 新生海兵団にセトトの捜索を依頼され、快く引き受けるアルカ・ゾルカ。
ヒカセンたちはモブ登録を確認しに行き、そこで密航騒ぎの事件の話を聞く。 ベスパーベイへ逃亡した小柄でずんぐりした人影の密航者がセトトだと確信し、捜索を開始。 情報収集のためアルカ・ゾルカはウルダハへ、ヒカセンは報告のためスリト・カリトの元へ戻るのだった――。
LV63 セトトの足跡
アルカ・ゾルカはセトトの足取りに関する情報をつかむ。 密航騒ぎの犯人と思われる化け物が銅刃団の巡回中に発見されたらしく、 黒衣森方面へ逃走したという報告が入る。
ヒカセンとアルカ・ゾルカは南部森林キャンプ・トランキルへ向かい、 周辺を捜索する中で密猟者に襲われるトンベリのセトトを発見。 密猟者を撃退し、彼女を救出する。
合流後、自己紹介を始めるアルカ・ゾルカ。 彼はセトトを「素敵なレディ」だと言い、ヒカセンにも同意を求める。 トンベリの見た目では判断できないヒカセンに対し、アルカ・ゾルカはレディだと断言する。
セトトがブロンズレイクを離れた理由を問われると、 彼は父の形見を探すためだと語る。
1500年前、セトトの父はニーム海兵団の軍学者としてアムダプールへの潜入任務に挑んだ。 しかし、彼は帰還することはなく、任務は失敗に終わったと推測される。
南部森林はかつてアムダプールがあった場所。 何か父の形見を見つけられないかと考え、セトトはこの地へ訪れたのだった。
アルカ・ゾルカは新生海兵団の力を貸すと申し出る。 セトトの傷が癒え次第、アムダプール遺跡の探索を開始することとなるのだった――。
LV65 たったひとつの「家族」
セトトの回復を受け、アルカ・ゾルカはこれまでの経緯を整理する。 彼女の父はニーム海兵団の軍学者であり、極秘任務でアムダプールへ潜入したが、消息を絶った。 生存は望めないが、せめて形見だけでも持ち帰りたい――それがセトトの願いだった。
アムダプールは癒しの魔法「白魔法」を研究していた都市であり、 ニームの軍学者の持ち物が研究のため保管されている可能性は高い。 さらに、囚われた可能性を考慮すると、難攻不落の古城アムダプールに連行されていたと推測される。
こうして、一行は古城アムダプールの探索へと向かう。
ヒカセンたちはモンスターを討伐しながら探索を進める。 遺跡奥で妖異との戦闘を経て、ついにセトトの父のソウルクリスタルを発見。
セトトはこれを手にし、父のフェアリー「ライラック」へ呼びかける。
すると、紫色の光が現れ外へと飛び去る。 同時に、セトトは意識を失い倒れてしまう――。
キャンプ・トランキルへ戻るも、セトトは目を覚まさない。 そこへ鬼哭隊のランドゥネルが通りかかり、彼女の回復まで天幕を貸してくれることとなる。
LV68 フェアリーの行方
セトトは依然として眠ったままだった。 スリト・カリトは、トンベリ病によるエーテル変異の影響で、 フェアリー召喚時に極度のエーテル不足に陥ったと推測する。 休息を取れば回復するはずだったが、一向に目覚める気配がない。
そこでスリト・カリトは召喚の異常について再考する。 通常、フェアリー召喚は術者のエーテルを分割するが、 解除時にエーテルが術者へ戻るため、昏睡状態にはならない。 つまり、セトトは不完全ながらフェアリー「ライラック」の召喚に成功し、 意識を失うほどの大量のエーテルを放出、不完全なフェアリーが外へ飛び去った可能性がある。
それならば、ライラックを消滅させればエーテルはセトトへ戻り意識を取り戻すかもしれない。ヒカセンたちはライラックの行方を追うこととなる。
捜索の結果、古アムダプール市街へ紫色の鬼火が逃げていったという目撃情報を得る。 しかし、市街は封鎖されており、内部へ入るには許可が必要だった。
ランドゥネルが許可を得るまで、一行はしばし待機するのだった――。
LV70 時をかける願い
古アムダプール市街への立ち入り許可が下り、ヒカセンたちは早速遺跡へ向かう。 すると、フェアリー「ライラック」が現れ、一行を導くように奥へ進んでいく。
遺跡の奥にあった石像とライラックが融合し、戦闘が始まる。これを討伐し、ライラックは消滅。目的を果たした一行はセトトの元へと帰ろうとする。
その時、帰ろうとしたヒカセンを、フェアリーリリィベルが導くように引き留める。 その先には石像から落ちた赤い宝石が転がっていた。 ヒカセンはそれを拾い、遺跡を後にする。
キャンプ・トランキルへ戻ると、セトトは無事意識を取り戻していた。 彼女は自分の父について語り始める―― トンベリ病に侵された人々を学者だった父は懸命に治療していた。
娘まで感染したと知るや、父はアムダプールへ潜入し、治療法を求める極秘任務に志願。 しかし、その願いは叶わず、帰らぬ人となったのだった。
「もう一度父に会いたかった。こんな姿になって嫌われてでもいいから。」―― セトトの切なる思いを聞いたアルカ・ゾルカは、 「君はどこから見ても素敵なレディだ!お父さんもずっと愛していたはずだ」と励ます。
スリト・カリトの元へ戻り、拾った赤い宝石を見せると、 それにはアムダプールの「白魔法」の力が宿っていることが判明する。 これこそが、セトトの父が手に入れようとしていた治療の鍵だった。
スリト・カリトは、父の強い願いがこの宝石へと導いたのかもしれないと語る。 セトトは、父と使い魔ライラックにあらためて感謝を伝える。
スリト・カリトは宝石を分析し、必ずトンベリ病の治療法を見つけると誓い、 ヒカセンたちは新たな未来へと歩みを進めるのだった――。
以上がLV60~70のでのクエスト内容です。