【FF14】学者ジョブクエストのあらすじまとめ4(LV80)

FF14

※FF14学者ジョブクエストに関するネタバレを含みます。

第一世界に夜闇を取り戻した冒険者は、原初世界にて懐かしき知人と再会する。
「アルカ・ゾルカ」と「スリト・カリト」、「セトト」に、冒険者は異界での経験を語り聞かせる。
その証言に、導師ラミットの大再生魔法にまつわる物語が含まれていたことで、
長らく停滞していたトンベリ病治療の研究に、一筋の光明が差し込むことになるのだった。

クエスト受注条件と開始地点

学者LV80以上でリムサ・ロミンサ:上甲板層、斧術士ギルドのアルカ・ゾルカ(X:11.1 Y:6.2)に話しかける。

あらすじ

LV80 新次元の学者

久しぶりにアルカ・ゾルカを訪ねたヒカセン。彼は都市の巡回や魔物退治などをこなしながら、今日もスリト・カリトから海兵団式の街道警備術を学ぶ予定だった。ヒカセンにも特訓に参加しないかと声をかけられ、共にブロンズレイクへと向かうことに。

スリト・カリトはヒカセンに旅の話を聞かせてほしいと頼む。ヒカセンは第一世界での出来事や導師ラミットの大再生魔法について語る。その話の中で登場した「ドヴェルク病」に興味を惹かれるスリト・カリト。感染力の強さと肉体の変異を伴う症状は、かつて彼が研究していた「トンベリ病」と共通点が多い。

ヒカセンからさらに詳しく話を聞いたスリト・カリトは、突如ひらめきの表情を浮かべる。「うむ、いけるぞ!」と自信満々に言い放ち、即座に治療法の開発に取り掛かる決意を固める。ここから、彼らの新たな挑戦が始まった。

新薬の開発に向け、全員がそれぞれの役割を担う。セトトとスリト・カリトは調合の準備を進め、アルカ・ゾルカは必要な調合器具を調達。そしてヒカセンは、新薬に不可欠な「反魂樹の根」を入手するために奔走する。


準備は整ったが、重大な問題があった。薬の調合自体はそれほど難しくはないが、これは人間特有の病気――動物実験ができない。直接人間の体で試すしかなく、失敗すれば変異がさらに進行し、別の怪物となる危険性もある。

スリト・カリトは自ら薬を試す決意を固めるが、もし失敗すれば処分を頼むとヒカセンに告げる。その時、セトトが突然、治験の実験体になると申し出る。驚いたアルカ・ゾルカは必死に止めるが、セトトの決意は揺るがない。「もしスリト・カリトがいなくなったら、誰が治療の研究を続けるのか?」その強い意志に、場の空気が張り詰める。

アルカ・ゾルカはそれでも反対し、二人はもめてしまう。しかしスリト・カリトは冷静に「準備の完了まで時間がかかる。考える時間はまだある。」と提案し、議論はひとまず収束した。


解散後、スリト・カリトはヒカセンに語る。「セトトはアルカ・ゾルカを好いている。だからこそ、人の姿に戻りたい気持ちが強いのだろう。だが恋ゆえに被験者になるのなら、私は反対だ。もし失敗すれば、最愛の人に自分を殺させる業を背負わせることになる。」

彼の懸念を受け、ヒカセンはセトトの真意を確かめるため、静かに佇むセトトの元へ向かう。セトトは「決意は変わらない」と言い切る。理由を尋ねると、「自分はアルカ・ゾルカが好きだ。でも彼が無条件でセトトを守ろうとするところが唯一嫌いだ」と語る。

「ただ守られるだけではなく、人の役に立てるようになりたい」と強く願うセトト。トンベリ病患者の中でも、変異の進行度が軽く、若く体力のある自分こそが最適な実験体だと信じている。だからこそ、自ら申し出たのだ――それは単なる感情ではなく、理論に基づいた選択でもあった。

その決意の強さを感じ取り、ヒカセンもセトトの意志を認める。最終的にアルカ・ゾルカはその覚悟を受け止め、「必ず勝利を掴んでくれ」と頼み、治療を開始する。


アルカ・ゾルカとヒカセンの協力により、ついに治療は成功。セトトは人の姿を取り戻すことができた。歓喜の中、セトトとアルカ・ゾルカは抱き合い、アルカ・ゾルカは興奮のあまり特訓へと走り去ってしまう。

そんな彼の姿を見送りながら、セトトは静かに言う。「私の想いは、まだちゃんと伝わっていないみたい。でも、じっくり向き合っていくつもり。」

さらに、セトトは「この姿に戻れたなら、フェアリー『ライラック』も召喚できるはず。もう一度基礎から学び直し、ヒカセンのような学者になれるよう頑張る」と誓い、アルカ・ゾルカの後を追う。

スリト・カリトは副作用の有無を確認するための経過観察が必要だとしながらも、トンベリ病治療の新たな段階に踏み出せたことを確信。「今後さらに研究を進めれば、重度の患者も救えるはずだ」と語る。

そしてヒカセンと別れ、新たな未来へと歩みを進めるのだった。


以上がLV80でのクエスト内容です。